「被ばく者手帳」とは？ | 福島に被ばく者手帳を作る会

広島・長崎の「被爆者健康手帳」とは？

現在日本では、原爆被害者には「原爆被爆者援護法」にもとづいて「被爆者健康手帳」が交付され、ほとんどすべての病気・ケガの治療が、全国ほとんどすべての医療機関で無料で受けられます。（国民健康保険など公的医療保険の自己負担分が免除される。）年2回の健康診断も無料です。病気や被爆時の状況によっては、健康管理手当（月34,030円）や医療特別手当（月138,380円）も支給されています。病気やケガをしても、お金の心配なしに医療が受けられるのです。

この制度を、原発事故によって放射能を浴びた福島県民にも適用させるよう国に要求するために、「福島に被ばく手帳を作る会」を発足いたしました。

「被爆者健康手帳」についてもっと知るための用語集

私たちが求める「被ばく者手帳」の対象者は？

（年齢・地域を問わない）

　福島第一原発事故当時に福島県にいた人たち。
　事故後に福島県で生まれた子供たち。
　事故後に福島県外に避難移住した人たち、および移住し続けている人たち。
　原発事故の収束作業のために福島県に来ていた人たち。
　除染作業のために福島県に来ていた人たち。
　事故後の救助などのために福島県に来ていた人たち。